Host: ついに最終回ですね。今日は「つくったものを守る」という、地味だけど一番大事な最後の一歩についてお話しします。

Listener: 「守る」って、著作権とかの話ですか？デジタルで何かをつくると、どうしてもコピーされたり勝手に使われたりするのが怖いですけど。

Host: まさにそこです。まず大前提として、myOrbitでは「つくったものはあなたのもの」というルールが徹底されています。あなたの作品をAIの学習に勝手に使うことはありませんし、作品を削除すれば、それに関連するライセンスもその瞬間に終了します。

Listener: それは安心ですね。でも、自分の顔とか声、つまり「自分自身」をキャラクターにして活動する場合、もっと踏み込んだ守り方が必要になりませんか？

Host: 鋭いですね。そこで重要になるのが「本人確認」です。自分の肖像や名前が活動の一部なら、問題が起きる前に登録して権利を主張しておくべきです。これをすることで、「私に似ている」という曖昧な主張が、「登録された私の肖像である」という公式な事実に変わります。

Listener: 「必要になる前にやっておく」っていうのがリアルですね。誰かが自分の顔を使い始めてからじゃ遅い、と。

Host: その通りです。ただ、正直な限界もあって、現時点では個人のクリエイターが対象で、法人や代理人はまだ対応していません。また、この権利主張が直接効くのはmyOrbitの中だけですが、外部プラットフォームがキャラクターを生成する前に照会できるAPIも用意されています。

Listener: なるほど。でも、ガチガチに守って「壁」を作るだけだと、せっかくのキャラクターが広がっていかない気もするんですが……。

Host: そこが面白いところで、ライセンスは「壁」ではなく「扉」なんです。自由に盗めるものに、誰もお金を払いませんよね？しっかり守られているからこそ、企業が広告に使いたいと言ってきたときに、正当な取引として「貸し出す」ことができるようになるんです。

Listener: あ、守ることで初めて「価値」として動かせるようになるってことか！面白い発想ですね。

Host: そうなんです。あと、キャラクターに「これはするけど、これはしない」という境界線、つまり性格付けをしておくことも防御になります。もし誰かが意図しない方向にキャラクターを動かそうとしても、「それは私の設定じゃない」と自信を持って言えますから。

Listener: なるほど。ところで、さっき「削除」の話が出ましたけど、消したら本当に全部消えるんですか？インターネットって一度出ると消せないイメージがありますけど。

Host: 正確な境界線を知っておくことが大事です。myOrbit上のコンテンツは削除できますが、世の中にある汎用AIモデルの中身までは誰にも消せません。また、アカウントを消してもApp Storeなどのサブスクは自分で解約する必要があるなど、いくつか注意点があります。詳細はレポート内の削除ポリシーを見てみてください。

Listener: なるほど、魔法ではないけれど、プラットフォームとしてできる最大限の約束をしている、ということですね。

Host: その通りです。これで全七回のシリーズは終わりです。傑作を一つ作ろうとせず、まずは十個作ってみてください。ほとんどは失敗するかもしれませんが、それが挑戦し続けられる環境を作る、このプラットフォームの設計思想なんです。

Listener: 守りがあるからこそ、安心してたくさん挑戦できる。最後にパズルが繋がった気がします。