Host: クリエイター向けのノウハウって、よく「まずファンを集めて、それから届ける」みたいなファネル型で語られますよね。でも、マイオービットではその順番がまったく逆になるんです。

Listener: 順番が逆？普通は人が集まってからコミュニティを作ったり作品を出したりしますよね。何が違うんですか？

Host: マイオービットで作るものは二つだけです。人が話しかける相手である「アバター」と、人が集まる場所である「オービット」、つまり部屋ですね。多くの人はどちらか一方を選んで、もう片方は後回しにしがちなんですが、それだと絶対にうまくいかないんです。

Listener: 両方いっぺんにやらないとダメなんですか？どちらか得意な方から始めたくなりそうですけど。

Host: そこがポイントなんです。この二つは別々の機能ではなくて、ひとつの循環ループの両半分なんですよ。アバターは発見されるための「到達」です。ディスカバーに並んで、あなたのことを全く知らない人が話しかけて気に入ってくれる窓口になります。

Listener: なるほど、アバターが入口なんですね。じゃあオービットの方は？

Host: オービットは「深さ」です。チャンネルやイベントがあって、人が戻ってきて滞在する部屋ですね。深さのない到達は、通りすがりの人と一瞬すれ違うだけで終わってしまう。逆に、到達のない深さは、扉を完全に塗り固めた誰も入れない部屋になってしまいます。

Listener: あぁ、扉のない部屋に人は来ないし、素通りされるだけじゃコミュニティにならない。並行して動かすから、お互いを育て合えるわけですね。

Host: まさにそうです。アバターが人を連れてきて、オービットが留まる理由になり、そこに残った人たちが「次はこれを作ってほしい」と教えてくれる。このループを回すことこそが戦略のすべてなんです。

Listener: 理屈は分かりました。でも、アバターと部屋を両方用意するって、準備だけでものすごく時間がかかりませんか？

Host: 実は、最初の準備は二時間あれば足ります。見知らぬ人と話せるアバターがひとつ、中身のあるチャンネルがひとつあるオービット。これだけで十分なんです。

Listener: たった二時間でいいんですか？もっと完璧に作り込んでから公開したくなりそうです。

Host: 机の上で考えた完璧な計画は、現実では通用しません。小さく出して反応を見ることで、ひと月かけて悩むことを一週間で学べます。しかも、アバターを作るとナゲッツというリワードが入って、そのナゲッツで次の制作ができる仕組みなんです。具体的な報酬や上限はプランのページにまとまっています。

Listener: 小さく始めて、作りながら回していくと。でも最初って、どんなアバターを作ればいいんでしょう？

Host: 「こういう観客がいてほしい」と想像して作らないことです。夜の十一時に、自分自身が話しかけたくなるものを作って、誰かが見つけられる場所に置いておく。それだけでいいんです。

Listener: 自分が本当に話したい相手を作る。それなら気負わずにできそうですね。

Host: ここで成功するクリエイターは、最初から華々しいスタートを切った人ではなくて、三か月後も淡々と出し続けている人です。誰も覚えていないアバターが六つあって、みんなが覚えているアバターがひとつある。そして次を作っているうちに、いつの間にか部屋が人で埋まっているような人ですね。

Listener: まずは小さく、アバターと部屋を同時に立ち上げてみる。そこからすべてが始まるんですね。

Host: その通りです。ちなみにこの手引きはシリーズになっていて、次回はちょっと耳の痛い話、「アバターは一体ではなく十体つくる」というテーマに進んでいきます。まずはぜひ、ドキュメントの全体像もチェックしてみてくださいね。